富士屋ホテルのカレーにチャレンジ!

きくまるブログ

昨日の休みに自宅でカレーを作りました。

少し前に、息子と一緒に本屋に行ったとき、たまたま目に入った「カレーの本」を手に取り、色んな国のカレーの作り方を見ておりましたら、「富士屋ホテル」というホテルのカレーのレシピが載っていたので、

「むむむむ・・・やってみたい・・・。」

と日に日にその気持が強まり、とうとう昨日ヨメの許可を取って、晩御飯に富士屋ホテルのカレー作りにチャレンジすることになったのです。

本当はもう少し早く作れたのかもしれませんが、カレーライスになるまでに要した時間は5時間!出来上がって食べ終わったあとにはヘトヘトで、立ちっぱなしだったためか、足も痛かったです。

ではその成り行きを写真に収めましたので、ぜひご覧ください。

富士屋ホテルのレシピはこちら

材料を買う

購入したものは、

  • たまねぎ6個
  • にんにく
  • ショウガ
  • ニンジン
  • りんご
  • ダイストマト缶
  • バター
  • コンソメ
  • マギーブイヨン
  • S&Bカレー粉
  • 薄力小麦粉
  • ココナッツミルク
  • マンゴーチャツネ
  • はちみつ
  • ピクルス

でございます。

これらがわたしの購入した材料たちです。ちなみにこれで20人前を作ることができます。わたしの家族はみんなカレー好きで、一度カレーが作られると、2~3日はカレーの日々が続くのですが、家族全員がそれを喜びます。

というわけで、超大作!いよいよ富士屋ホテルのカレー作りにチャレンジするときがやってきました!ぬははははっ!

と、おバカな中年はキッチンへと向かいます。

まずはタマネギを炒める

先に結論を言ってしまいますが、このタマネギを炒める行程が一番時間がかかり、根気のいる作業でした(~_~;)

まずはシャカシャカとスライスするやつで、タマネギ6個全部スライスします。ところどころスライスできていないのも有りましたが、そんなのは気にしません。

雪印のバターを2つまるまる使います。マーガリンではありません。バターです!これだけでもかなりぜいたくな気分です。

バターを完全に溶かして、液状化したところに、タマネギを全部投入します。

混ぜていくと段々としんなりしてきます。この時点でバターとタマネギのいい匂いが家中に充満し始めました。

そしてその間にレシピで言うところの【A】をすりおろしていきます。

りんご、ショウガ、ニンジン、にんにくの4品です。

タマネギにだんだんと色がついてきました。

まるでオムレツのようですが、タマネギとバターです。

段々とあめ色に近づいてきて、

ようやくあめ色になったところに、カレー粉を投入したのがこちらです。(この工程でかなり疲れてしまったのか、あめ色の時の写真を撮り忘れたのです(~_~;))

ココまでに要した時間・・・2時間!

途中で心が折れそうになりました。レシピには「絶対に焦がしてはイケナイ」と書いてあるし、なかなかあめ色にならないし、ひたすら混ぜるばっかり。

「今晩のおかずは「タマネギのバター炒めカレー風味」に変更となりました」

と家族に発表しようかと思いましたが、なんとか思いとどまり、ひたすらまぜまぜしたのです。

とにかく、ココを乗り切ったらあとはもっと早く進むはず!と、言い聞かせどんどん進めることにしました。

カレー粉を入れる

S&Bカレー粉はちっちゃいのではなく、でかいほうです。

ちょっと写真が前後しておりますが、カレー粉を投入し、

どんどんこねていきますと、今度はカレーのいい匂いが家中に漂ってきました。

その間に犬の散歩に言ってきたヨメさんは、「家の周りにも匂いがする」と言っていたので、ご近所には我が家の晩御飯がカレーライスであることはバレバレだと思われます。

これをどんどんこねていくと、なるほど!カレールウというのはこれのことなのか、と妙に納得しました。

いわゆる市販のカレールウはこの工程をやってくれて、それを調理しやすいように売り出しているのでしょう。きっと。真実は定かではありませんが、どうみても固まる前のルウにしか見えません。

「絶対に焦がしてはイケマセン」

ぬうう・・・レシピには厳しく書いてあるので、弱火で根気よく、焦がさないように混ぜていきます。

次に小麦粉を投入

今度は小麦粉を投入し、パラパラになるまで炒める(乾かす?)そうです。

はじめのうちはベチャッとしていますが、

かなりパラパラになってきました。

しかし、わたしはこのとき大きな失敗をしていたのです。

見た目では、きれいに仕上がっているように見えるのですが、この工程でとうとうやってしまったのです。

 

 

焦がしてしまいました(ToT)

 

それまでずっとガマンしてやってきたのに、小麦粉を混ぜているときは、

「なかなか焦げるものではないだろう」

と油断してしまったのです。この工程が一番焦げてしまいやすいです。

もしも同じレシピにチャレンジなさる方は、要注意です。

涙目になりながら次の工程に行きます。。。

トマトと混ぜる

ここで深いナベに移します。

そしてダイストマト缶の投入です。

わたしのヨメはトマトが嫌いなので、トマトの面影を残さないように、なるべく潰して混ぜていきます。

コンソメスープとブイヨンスープを混ぜていく

さきほど炒めるのに使っていたフライパンを利用して作っていきます。

もちろん計量カップできちんと水の量もはかりました。

写真はすでにすこし混ざっていますが、レシピには、

「手を抜くとそれなりのものしかできない」

とエライ厳しいことが書かれており、要するに、

「いっぺんに入れてまうなよ。手抜きすんなよ。」

ということだそうですので、なるべく少しずつ、水分を増やして混ぜていきます。

そんなにダマにもならず、この工程は意外にスムーズでした。

完成!

おおおおお!この瞬間をどれほど待ち望んだことか!

どうですか。見るからにカレーです。なんとか失敗せず(?)完成させることができました。

でもよく見るとすこし黒いのが点在していますが、これが炒める最後の行程でできてしまった「焦げ」なのです。

もう一度いいますが、最後の工程は、油断するとすぐに焦げてしまうので、要注意!

最後に、はちみつ、マンゴーチャツネ、ココナッツミルクを混ぜて、晴れて出来上がりとなりました。

ちなみに、ピクルスはやめました。ちょっと出来上がり具合が固かったので・・・。これ以上は入れないでおこう、そう判断いたしました。

ご飯も炊けて出来上がり!

カレー作りでキャパいっぱいだったわたしは、ご飯を炊くのをヨメにお願いしておりました。快くお米を炊いてくれたヨメに感謝。

ジャーン!

どうでしょう?

ちなみにコロコロの牛肉が2個入っています。

これは、カレーに投入したのではなく、出来上がってから、別のフライパンでお肉を炒めて、そのフライパンにカレーソースを投入して混ぜたのです。

今回のレシピはあくまでも「カレーソース」なので、具は別に準備しなければなりません。

でも、翌日は野菜カレーにしたり、はたまたしめじカレーにしたり、いろんなメニューができます。そういうわけで2日目以降も違った味わいでカレーが楽しめる、という作戦なのでございます。

家族みんなの分を盛り付けて、美味しくいただきました!

最後に

家族全員がカレー好きなので20人前なんて楽勝!

と思っていたのですが、実際に出来上がったときには、

 

作りすぎたかも・・・(・_・;)

 

と出来上がったカレーを見て、若干ハニワ顔でございました。

レシピの量は10人前なので、10人前を作れば、4人家族で2~3日いけると思います。

いくらカレー好き家族でも、1週間毎日カレーだと、

「お父さん作りすぎ!(怒)」

となってしまうのが目に見えてますので、程よいあたりで、残ったものを冷凍保存しようと思います。

冷凍しておけば、晩御飯のメニューに困ったときに解凍して使えばいいのです。コテコテしてカレーが固い場合は、ブイヨンやコンソメスープ、場合によっては水で薄めて、ゆるめればいいので、きっと近いうちに役に立つ・・・はずです。

トータルかかった時間が5時間、過去に家で作ったオトコメシの最長記録です。家族のみんなが「おいしい」と言って食べてくれました。なにより嬉しいです。(お父さんの努力に忖度した?!いやいや本当においしかったよな?)などとひとり納得しながら、休日の一日を楽しみました。

最後までお読みいただいてありがとうございました。

 

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