毎朝、起きてからリビングに行きますと、愛犬のジュエルが私の顔を見てシッポを振り、
「散歩つれてってくり」
と真剣な眼差しで見つめてきます。
昨日は水曜日、ということで会社の定休日、丸一日フリーの日でした。その前日だったか、前々日だったか、私の愛妻が何かを求めるような眼差しで、
「どっか連れてってくり」
とシッポを振ってくるので(振ってるような感じ)、私はどこに行くのかを考えたのであります。
私が候補として挙げたのは、
- 梅田でブラブラ
- 電車に乗って京都
- 車で京都の名所をいくつか観光
- ダラダラと家で過ごす
の4つ。(どれにするか悩むやろな)と思っていましたが、意外にヨメが即決で、
「電車に乗って京都」
に決定いたしました。パチパチパチパチ。
というわけで、電車に乗って京都駅へ向かいました。
京都駅
改札を出ます。
JR京都駅の改札を出ると、いきなりすごい迫力です。
表に出ますと、京都タワーが見えました。
JR京都駅の外観です。
もう一度中に戻りまして、興味深い長い長いエスカレーターを上がっていきます。
階段もすごく長くて、エスカレーターも、踊り場はありますが、ものすごく長い直線です。
後ろを振り返ると、大きなクリスマスツリーが設置されていました。
何も面白くないかもしれませんが、なんとなくクリスマス気分が味わえるかと思いましたので、動画を撮ってみました。B’zの「いつかのメリークリスマス」がオルゴールでかかってました。
上に上がっていきます。こういう都会の景色を見るといつも思い出すことがあります。
ちょっと余談ですが、
私は大阪出身で、高校時代は地下鉄(現在の大阪メトロ)で通っていましたので、梅田にもしょっちゅう行っておりましたから、シチーボーイのハズなのですが、大学を卒業して大阪を出て兵庫県に住むようになってからは、多忙な毎日を過ごしておりましたので、ほとんど梅田に出向くことはありませんでした。
数年行かなくなると、あっという間に変わっていて、梅田に行くたびに
「むっちゃ変わってる」
とか言っていたのですが、そんな状態で20年以上も経ちますと、まったく変わっていて、2階が吹き抜けになっていたところがフロアーになっていたり、地下の道が変わっていたり、どんどん変わっていくのです。高校時代は、天井から吊り下げている案内板なんかを見ながら、どう行けば良いのかという素振りをしている人達を見ると、
「おのぼりさんですなあ(´∀`*)ウフフ」
と勝ち誇っていたのですが、現在では、案内板を見ていないふりをしながら、
「おれは道ぐらい知ってるのだ」
と、「案内板なぞ見なくても目的地にたどり着ける」作戦を決行するのですが、なぜかものすごく遠回りして時間がかかったりするのでした。そういうときに、サラリーマンとかOLがすごい早歩きで歩いているのをしみじみと眺めながら、
「あ~おれっておのぼりさんですなあ」
と感慨にふけるのでした(^o^;)
すごく長い余談になってしまいましたが、京都駅についたのがお昼前でしたので、観光をする前にお昼ご飯を食べることにしました。
例のごとく我々夫婦は、「どうする~」「そやな~」を繰り返しつつ、そのやり取りは割愛しますが、いろいろと悩んだ末、こちらへ行くことにしました!
京都拉麺小路
とりあえずは、食べるものはラーメンに決まりました。理由は、寒かったから温かいものを食べようということです。
この拉麺小路の中の、
コチラ、東横というラーメン屋に決定いたしました。秘密のケンミンSHOWでも紹介されていたようです。
入り口で食券を購入して中に入っていきます。私もヨメも「シンプル味噌ラーメン」を注文し(私は大盛り)、さらに私はそれに加えてチャーシュー丼も注文しました。
待っている間に、味噌ラーメンの食べ方を勉強します。
この「割りスープ」というものが”売り”のようです。
この説明書きを二人で熟読し、ラーメンが運ばれてきても、あたふたしなくて良いように、二人とも準備万端でございます。
すると運ばれてきました!
味噌!
味噌!もやし!
コチラはチャーシュー丼です。
味の感想は
まずはラーメンから食べていきますが、まずひとくち目を食べて、私の脳裏をよぎったのは、
- 「サンヨー」
- 「みそ」
- 「北海道の県庁所在地」
なのでございます。わかる人はすぐにわかると思いますが、この言葉が思い浮かぶ時点で、私の食生活のレベルがバレてしまいますね。
そうなんです。”〇〇〇〇一番”にとても味がよく似ているように思いました。(ていうか、ワタシ的にはそのもの)きっと東横のラーメン屋さんにはものすごく失礼かと思いますが、でもウソのレポートをするのもよくありませんし、これが私の正直な気持ち・・・。
そして、とにかく濃い!むちゃくちゃ濃いです!
その~いわゆるなんとか一番を作るときに、お湯を極端に少なくして作った感じ!そう!そんな感じです!ごめんなさい!
割りスープを入れる
割りスープをドバドバいきなり入れて、失敗してしまうのがイヤなので、まずはスープを少々レンゲに入れまして、そのレンゲに割りスープを入れて味見をしてみました。
おおー!魚!サカナ!
とにかく魚でした!魚介のスープですね!
この割りスープを、味噌スープに混ぜますと、今度はサラサラっとした感じになって、ミソの辛味がまろやかになって、奥ゆかしい味に変化します。ちょっと思いました、
「はじめっから割りスープを混ぜた状態で出してもいいんちゃう?」
割りスープを入れずに食べますと、ほんとにミソミソした味なので、割りスープを入れたほうが独自の味っぽくてよかったです。じわじわと”美味しい”がこみ上げてくる感じでした。
チャーシュー丼も味噌ラーメンと同じく、ものすごく濃い味です。しかもつゆだく。
こんな感じのつゆだくでした。
結論、とても美味しいのでとても満足しました。味のイメージ的には、徳島ラーメンの「東大」に近いような感じだと思います。
そのほか拉麺小路には、
いろんなお店が入っています。
男同士であれば、ラーメンを大盛りにしないで、普通盛りを一杯ずつ、はしごしても良いのではないかと思いました。
JR京都駅ビルを後にする
このような空中の通路を歩いていきます。なんとかの径とかっていう名前がついてたように思います。
隙間から京都タワーが見えます。
展望台のスペースもありました。
京都タワーの左下の方に、とんがった屋根の金色の部分が見えており、それが東本願寺です。まずは東本願寺を目指すことにしました。
ところで、風が強く、とても寒いので、歩いていく道中でトイレに行きたくなってはいけないので、いちおう前もってトイレに行っておきます。
「トイレは前もって済ませておく」
これ中高年の観光の鉄則でございます。
と、トイレに向かったときに、ふと目にしたのが、
これ!
京都駅に着いて、すごく長いエスカレーターを登った時に目にした、どでかい階段で、夜にイルミネーションが行われるのだそうです。
(夜やから無理か)
と思いましたが、ちょっとおもしろそう。
東本願寺に向かう
オシッコは前もって済ませ、東本願寺に向かいます。
京都タワーを見上げつつ、歩いていきます。
信号を渡って、方角は北に向かって行きます。
さすがは京都です。マツモトキヨシは黄色くありませんし、マクドナルドは赤ではなく茶色でした。
この信号を渡れば東本願寺です。
お堀が見えてきました。
これは正面入口ではなくて、
正面入口に到着しました。ものすごい迫力です!この出っ張った屋根の部分をどうやって支えているのか想像がつきません。スバラシー!
正面から見ました!圧巻でございます!
空も青くとてもキレイです。
中は撮影禁止でしたので、撮っても良さそうなところだけ撮影しました。
お参りをする
お賽銭を準備して、正面のお賽銭コーナーへ向かい、嫁と二人で並んで東本願寺様、親鸞聖人様の正面に立ちます。
私は、お賽銭を入れて、ヨメの準備が整っているかを確認し、二礼しました。
若干のヨメの違和感を感じつつ、
パン!パン!
と二拍手し、一礼をしようとしたときに、
ヨメ「ここお寺やで!神社ちゃうで!」
と私に注意。それを見ていたオバちゃんは、声を出してゲラゲラと笑います。(うふふではありません、ゲラゲラと笑われたのです(-_-;))
私「お、おーそうか。そうやったな。」
と私は二拍手をやめて、お参りをし、お辞儀をしました。
皆様も行かれる際はご注意を・・・。
今度は西本願寺へ
今度は東本願寺を出て、西を目指します。
途中にヨドバシカメラの駐車場入口を見かけましたが、さすがは京都。
SL機関車のベンチがありましたので、撮ってみました。
まもなく西本願寺です。
間もなく到着。
これは正面入口ではありません。
中に入りましたが、人は少ないです。
改装工事をしていました。
なので人もまばらです。
しかし、圧巻は西本願寺も一緒。しかも西本願寺は世界遺産なのですね。
西利の漬物を買いに行く
西本願寺の真ん前にあるお漬物屋さん、西利へ向かいます。私達は、漬物がめっぽう好きなのです。旅行帰りのサービスエリアで漬物を買って帰ることもよくあります。
このアールの建物が特徴的です。
建物の設計士さんは、若林広幸さん(この場合は若林先生と言ったほうが良いのかも知れません)です。
南海電車のラピートを設計された方です。(ちょっと知ったかぶりしてみました)
ここで私はとんでもないことをやってしまいます。
私達二人は、このお漬物の試食が大好きで、置いてある試食のお漬物を全通り味見しようとするくらい、本当にお漬物が大好きなのです。できれば左手にお茶碗、大盛りごはんを持って入りたいくらいです。
中に入り、早速試食をするのに爪楊枝を探します。
おーあったあった。爪楊枝を2本取って、1本をヨメに渡して、早速試食をします。
「うっまー」
二人で幸せなひとときを共有しまして、次の試食の場所に行ったときに、そこで初めて気が付きます。
私達が一番始めに使った爪楊枝が、なんと!
使用済みの爪楊枝
だったのでした(-_-;)
ちょうどバスツアーだと思われる、おじさんおばさんの団体がドヤドヤと店内で試食をムサボっていらっしゃったのですが、私達二人は、どうやらそのおじさんおばさん達と、
間接キス♥
をしてしまったようです。
いや、だって、そこの試食のところには、爪楊枝が入ってたのは、その器しかなかったんやでと、言い訳を言葉にしそうになりますが、私達二人は、見ず知らずのおっさんおばはんとの間接キスを思い出したくもないので無言を貫き、「こうなったら漬物食べまくって”お口直し作戦”」を決行し、思い出したくない間接キスを忘れることと致しました。
(T_T)
↑↑↑心の中のワタシ
と、そんなこともありましたのですが、子供のお土産に、お漬物で作られたお寿司を購入して帰りました。
これめっちゃうまそうです!
でも子供が全部一人で食べたので(お土産なので当然ですが)、私にはあたりませんでした。いや、でも、これは間違いなくうまいはずです。
帰路へ
西本願寺を出まして、JR京都駅へ向かいます。
七条通という通りを東へ歩いていきます。
途中で南へ曲がりますと、このようなスーパーを見かけました。
阪神西宮の駅には「エビスタ西宮」というショッピングモールがありますが、ここは「エビスク」というスーパー。
「おおっ!エビスタや!」
「エビスクやっちゅうねん」
お約束のボケ・ツッコミをしますが、ヨメは少々めんどくさそう。
さすが京都のスーパー!漬物が充実しています!
でも西利で買っちゃいましたので、ここでは買いません。
この大根も京都ならではなのでしょうか。
ご当地のスーパーはとても面白いです。私は旅行に行くたびにご当地のスーパーやイオンに行きますが、その土地で当たり前に売っているものが、私には珍しいので、ぜひお読みいただいた皆様もご当地スーパー行ってみてください。
ヨドバシカメラの店内を少しブラブラしまして表に出ましたら、
街路樹がライトアップされていました!
京都駅もライトアップ。
京都タワーもライトアップ。
ポルタという地下街を歩いてみました。
世間はクリスマスです。
私の横を、クリスマスプレゼントでしょう、包装紙でくるまれた荷物を持って、弾むように歩くサラリーマンを見かけました。B’zの「いつかのメリークリスマス」の一節のようです。
ヨメがもう一度見たいというので、JR京都駅のクリスマスツリーに向かいます。
関西ではエスカレーターで歩かない人は右側のはずですが、なぜか京都は左側。ナゾです。
とてもキレイです。
動画も撮影してみました。
電車に乗る
いよいよ電車に乗って帰ります。
帰りはすごい人でした。
もう一つのおみやげ
子供がもうひとりいますので、おみやげパート2がコチラです。
飴ちゃんですが、左の黄色いほうが柑橘系のフルーツの味なのですが、フルーツの名前を忘れてしまいました(-_-;) 右側はいちごミルクです。
普通の飴のようになめるのではなくて、カジってジャリジャリと食べるのが京都風だそうです。京都タワーの下にあるショッピングモールで売っていました。
最後に
最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。
これからもきくまる不動産、中村をどうぞよろしくお願い致します。
コメント
高校の修学旅行依頼ん十年京都行ってないので羨ましいです。
結構都会ですねw
今年はありがとうございました!
コメントありがとうございます!
東京からでもその気になれば、新幹線で2時間少々・・・
いけます!いけます!
来年もどうぞよろしくお願い致します。