以前のきくまる日記にも記載させていただきましたが、数年前に亡くなった私の友人の仏前ににお供えするため、友人の大好きだったガンダムのプラモデルを本気で製作することにしました。
子供の頃に、欲しくて欲しくてたまらなかった、ガンダムのプラモ(1/144、定価300円のやつ)を、以前に家族で出掛けたときに、古いおもちゃ屋さんで衝動買いしたものがありましたので、製作に必要なものをすこしずつ揃えて、実行に移すことにしました(すでに製作は始まっています)。
製作するために購入したもの
まずはこちら。機動戦士ガンダム、1/144SCALEです。たしか購入したのは去年の3月末です。約一年間、使いみちに困っていました。もしもお客様で「ほしい!」とおっしゃる方がおられたら、差し上げるつもりでしたが、こんなご縁があるのですね。
タミヤセメント。わたしは小さい頃「ボンド」と呼んでいましたが、正確にはセメントなんですね。これはプラモデル製作には必需品。
タミヤパテ。これも小さい頃は、合わせた部分の隙間を埋めて、ちょっと上級の製作にチャレンジしたことがあり、勝手に必需品と思い込んで、タミヤセメントと一緒に購入してしまいました。
でもあとでYouTubeなどで勉強しますと、セメントを多くつけて、はみ出した部分をヤスリでこすれば、簡単に合わせ目を消すことができるのでした。そんな技術も子供の頃は知らずに一生懸命作っていました。
結果的には使うことがあったので、無駄にはなりませんでしたが・・・。
エアブラシ!
これをとうとう買ってしまいました。子供の頃は高くてお小遣いでは到底買えなかった「エアブラシ」です。おとなになってとうとう手に入れることができました。写真(上)の黒くて、コンセントのついているものがコンプレッサーで、コンセントを差し込むと空気を送り込んでくれます。
子供の頃は、
「エアブラシがあれば、もっときれいに塗装できるのに・・・」
と思っていました。かと言って貯金をためて、はたいて買うほどの勇気もありませんでした。
こちらは楽天市場で4780円。高いものは数万円しますが、「これから何個作るだろうか」ということを考えれば、これくらいで十分ではないかと思いました。
ガンダムカラーとサーフェイサー。
ガンダムカラーはもちろん、ガンプラ製作をかじったことのある方なら皆さん知っておられると思いますが、ガンプラ専用の塗料ですね。
サーフェイサーというのは、これも最近勉強して知ったのですが、プラモに直接塗料を塗っても、ノリが悪いので、下地にサーフェイサーを塗ると、塗料がよくノルのだそうです。
エアブラシを購入するほどの本気モードですから、当然サーフェイサーもやってみたい。
というわけで購入しました。
あと黄色と黒も必要になりますが、それは製作が進んでからおいおい買うことにしました。
こちら「ネコの手ステーション」と言うそうです。
串のようなものに刺さっている、クリップの付いている棒が「ネコの手」で、それを刺す土台が「ステーション」ということで、ネコの手ステーションと呼ぶようです。エアブラシで塗装するときに、部品をネコの手に挟んで塗料を噴射し、乾かすためにステーションに刺すのですね。
自作したもの
あまり製作道具にお金をかけてはいけないと思って、いろいろと自作の道具を作ろうと思ったのですが、いちおう自作道具は一つだけ。
塗装ブースです。
こちらはドン・キホーテでもらってきたダンボールを加工して作ったものです。
初めてエアブラシを使ったときは、ガンダムの箱の中で吹き付けていましたが、どうも空気中にものすごく飛散しているような気がしたので、塗装するにはこういったものが必要かと思って、ネットで調べますと、「塗装ブース」といってこんな形のものが売っているのです。
ほんとうの塗装ブースはこれの背面に換気扇とダクトがついていて、換気扇で吹き付けた塗料を吸い込みながら塗装するのですが、そこまで作ることになると、それを作っただけで満足しそうな自分がいたので、ここはちょっと妥協しました。(事務所が狭いので、結構すぐに塗料クサくなります(T_T))
本日時点での経過
足の部分ですが、合わせ目を消して、サンドペーパーがけをし、サーフェイサー(下地塗り)を施したところです。白いところがありますが、下地塗りを知らずに、いきなりホワイトをエアブラシで塗装してしまったのです。こんどホワイトを塗るときに、上から塗ることにします。
サーフェイサーを施したところです。
顔の部分にもサーフェイサーを施しましたが、こちらは合わせ目にサンドペーパーをかける前に、間違えて吹き付けてしまいました。ちょうど頭のモヒカン部分の前と後ろのところに線が入っているのが合わせ目です。こちらは乾いて次の工程に進む前にペーパーがけをしようと思います。
感想
大人になってからプラモを作るなんて、オタクの境地だと思うのですが、実際にやってみると、細かい作業がとても楽しく、時間を忘れて没頭してしまいます。
子供の頃に、ニチイとか模型屋さんでプラモデルをお小遣いで買って、家に持って帰って、設計図を見ながらプラモ製作に没頭していた頃を思い出します。
子供の頃の技術は、今ほど(大人ほど)手先が器用でなく、そのときはできなかった作業が今ではできるので、かなりきれいに作れそうな気がします。模型マニアには到底追いつきませんが、素人が作る分には、そこそこの出来栄えになるのではないでしょうか。
ガンダムが完成したアカツキには、
- 水陸両用ズゴック
- マ・クベ専用ギャン
も控えていますので、作るたびにウデあげていきたいと思います。
とは言っても、仕事の合間にやっていきますので、完成まではまだまだかかりそうです。
またブログで書きたいと思います。
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