先日、ちょっとした勉強会に参加しました。
私はもともと芦屋市での営業が長く、芦屋市内の不動産業者さんには、たくさんの知り合いとか先輩がたくさんいます。
30年くらい続いている、芦屋の不動産業者の集まりの会がありまして、その会合に先日行ってきたのですが、会合の前にちょっとした「勉強会」ということで、風水学の先生が来て公演をされました。
不動産屋はたいてい「風水学」とか「占い」には否定的です。なぜかというと、せっかくいい話になった商談が、風水や占いによって、突然キャンセルになるからです。
契約の直前にキャンセルになったりすると、上司にどやされたり、売主担当の仲介業者にどやされたりしたことがあります。
最近の不動産屋さんはどこも上品になってきていますが、ひと昔前のイケイケの時などは、契約前のキャンセルになると、「謝りに来い!」とか「売主に謝りに行くからお前も一緒に来い」などと言われたものです。
なので、そういう経験をしたことのある営業マンは、風水や占いと聞くと、キャンセルの恐怖におびえながら「神様!」と何とか切り抜けようとするものです。
今日は、その不動産屋の嫌いな風水や占いの、ほんのさわりだけですが、少し触れてみたいと思います。
土地の良し悪し
道路の形と、土地の位置で良い土地と悪い土地があるそうです。
家の場合に「家相」というように、土地にも良し悪しを判断する基準があるのだそうです。
私は風水についてはプロではないので、いまのところはあまりよく理解はできていませんが、いちおう風水の先生は、土地の良し悪しを見るのに、きちんとした根拠を持っているようです。
簡単に言うと、走っている車が猛スピードで走っているのを想像し、その車がヘタしたら突っ込んできそうな土地が悪い土地のようですね。
自分がもしも土地を買うとしたら
これを知ってしまった状態で、自分がもし土地を買うとしたら、やっぱり良い土地を選びたいと思います。それはやっぱり不動産屋でも同じです。「ダメ」と言われる土地はやっぱり買いたくありません。
サラリーマンで「上司に怒られるから」「営業成績が・・・」ということをついつい考えてしまうと、ダメな物件でも勧めてしまうこともあるかもしれませんが、やっぱり自分が嫌なものは、お客様も嫌なはずですから、ダメなものはダメで「買わない方がいい」と言わなければなりません。
私が独立して自分で不動産屋をやりたかったのも、自分がいいと思うことを素直にやりたかったからでもあります。知らないよりは知っておいた方がいいこともあると思いますので、せっかくの機会なので、今後少し風水も勉強してみようと思います。
でも、「ダメ」の烙印を押されてしまった土地は救いようがないのでしょうか。それも今後の勉強にしたいと思います。
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