バスツアー「近江牛、松茸、あばれ食い!」

きくまるブログ

宅建協会の親睦日帰り旅行で、滋賀県まで近江牛と松茸の”あばれ食い”に行ってきました。

中高年のバス旅行、とりあえず便所

綾小路きみまろさんの漫談のフレーズにあります。

「中高年のバス旅行、とりあえず便所」

このフレーズで私も笑っていましたが、私も立派な中年なので、他人事ではありません。

西宮市役所がスタート地点で、滋賀県に入るまでに、トイレ休憩が一度はいりますが、バスガイドさんはさすがです、まずトイレの場所を皆さんにアナウンスします。いやーよくわかっていらっしゃる(^o^)

まずはたぬき村へ

バスツアーに参加されているみなさんの頭の中は、すでに「近江牛食べ放題」なのですが、まだお昼ご飯までには少々時間がありますので、たぬき村で少し散策をします。

巨大たぬき。

この前の椅子に座り、みんなで記念撮影をしました。

たぬきに混じってなぜか忍者・・・。外人さんにウケるのでしょうか。

登り窯へ

登り窯とはなんだろうかと、学のない私は「とにかく登っている窯なのだ」などと想像を働かせるのですが、登っている窯が全く想像できません。観光客らしき人が歩いていく方向についていくのですが、その観光客も引き返してきます。

「登り窯ありました?」

と聞きますと、無言で手を左右に振られたので、その道は違っていたようです。

周りにはなんの案内板もないため、どこに登ればいいのかわからないところに、ガイドさんの話をきちんと聞いておられたバスツアーの同乗者さんが「ガイドさんが右に曲がって、ジャリの道を登ると言ってました」と教えてくれたので、すぐ目の前にあったジャリの道を登っていくことにしました。

こんな道です。

何も案内板がありません。目印はアールになった左前方の社宅なのか寮なのかよくわからない建物です。

窯が目の前に

たぬきを焼くのであろう窯が突然目の前に現れました。

そしてサイドを見ますと、

これを登り窯というようです。

しかし窯は今は使われていないらしく、窯の中には物が置いてあったので、倉庫みたいに使っているみたいです。

もっと前もって窯の勉強をしていけば、面白かったのかも知れませんが、私は何も勉強していなかったので、見るだけでおしまいでした。

おみやげショップへ

信楽焼のいろんな焼き物が売っていました。

お茶碗に「社長」と書いてあります(-.-;)

ウケ狙いで買って帰ろうかと思いましたが、2~3回食べたら、誰もツッコまなくなるだろうと思いましたので、買うのはやめました。しかし、無造作にプラスチックの引き出しに入れてあるので、砂がかぶっていて、それが買わない理由でもありました。

ほかにも「おかあさん」とか名前の入ったものもありました。

わたしの名前は「あきゆき」ですが、さすがにあきゆきのお茶碗はありませんでした。

せっかくたぬき村に来たので、ちいさなたぬきをひとつ買ってかえることにしました。

こちらは400円でした。

いざ!近江牛と松茸のあばれ食いへ!

お店の名前は「魚松(うおまつ)」というところです。赤い建物が目立っています。

建物前には顔を入れて写真を撮る、観光地によくある”版”みたいなのがありますが、誰も見向きしません。近江牛と松茸に一直線でございます。

念の為、看板の写真を取っておきましたが、バス旅行ではなく、個人できた場合は、一人7,500円します。バス旅行の場合はどうやら割安になっているようです。

自家用車で来ていた人たちを横目に見て、優越感に浸っておりましたが、それよりも近江牛!松茸!

というわけで中に入りました。

座敷になっていて、4人一組で鍋が準備されています。

もうこの時点で皆さん満面の笑顔です(^o^)

あ、すっかり書き忘れていましたが、近江牛と松茸の食べ放題に加えて、

「飲み放題」

もついています。テーブルにはビールと烏龍茶がとりあえず置いてあります。追加でビールなどを注文すればいいのですが、他のチューハイなどの飲み物はなかなか運んできてくれない、とバスガイドさんが言っていました。(食べ始めるとそれがよくわかります)

すでにセッティングされている鍋ですが、近江牛と松茸が無造作にドッサリのっています。

(う~早く食べたい!)

宅建協会の旅行ですから、支部のおエライ様のご挨拶があります。ご挨拶が終わりましたら、ソッコーでガスに火をつけましたが、隣のテーブルはすでにグツグツと煮えていました(・_・;)

どうやら席に座った瞬間に火をつけたらしいです。うちのテーブルもそうすればよかった?!

とにかく食べまくる

火がついてからは、とにかくひたすら近江牛と松茸を食べました。生玉子も3つ以上は食べたと思いますが、私は他の具には、ほぼ目もくれず、近江牛、松茸を7:3か8:2位の割合でとにかくひたすら食べまくりました。

店員さんは、お客さんの人数に対して全然足りていないため、あちこちで、

「栓抜きがない」
「肉のおかわりがほしい」

などなどの声が聞こえましたが、時間はたしか90分でたっぷりありましたので、怒号が飛ぶことはありませんでした。

しばらくしましたら、店員さんがお肉と松茸のおかわりを入れに来てくれましたが、とにかく一回分のおかわりも好きなだけ入れてくれますので、

「これでも足れへんか?どやっ!」

というくらい、ドサドサドサッと入れてくれます。

「いや、もういいっす!十分っす!」

とこちらが断るくらい入れてくれますので、お肉の量については、これっぽっちの文句もありませんでした。

とにかくひたすら食べて、ひたすら飲んで(私はお酒を全然飲みませんでしたが)、後半はみんな箸も止まって、お腹は十二分に満たされました。

とにかく、頭の中が「近江牛・松茸」でしたので、写真はこれ以上撮るのをすっかり忘れています。

近江八幡の古い町並みを散策

お腹が十二分に満たされたところで、バスは近江八幡に向かいます。

バスの中ではお土産が配られました。

この昆布の他に、

小さなカエルもいただきました。せっかくなので、自分のお財布に入れておきました。

出したお金が”カエル”そうです。

ハプニングが!

近江八幡に着く数分前からハプニングが勃発しました!綾小路きみまろさんのあのフレーズ、

「中高年のバス旅行、とりあえず便所」

あばれ食いで食べすぎて、飲みすぎたのでしょう、大なのか小なのか定かではありませんが、バスの前方の座席付近が、やたらとざわつき始め、

「あと何分くらいですか!」
「もう着きますか!」

と、のっぴきならない状況のようです。

バス駐車場に到着するやいなや、バスが指定場所に駐車する前に、その方はバスを降車し、トイレに向かわれました。

おそらく、

「ギリギリセーフ!間に合ったー!」
「いやーほんとに辛かったっす!もう感無量っす!皆さん本当に応援ありがとうございました!」

てな感じだと推測されます。

もしも自分があの状況だったとしたら・・・ゾッとします。

なので、私はこのような状況になってはいけないと思いまして、”あばれ食い”をしたあとに、別にそんなにモヨオシてるわけではないのですが、「押し鉄砲」というのか「ところてん」というのか、一応気張っておきました。これが功を奏したようです。

このような古い街を歩いていきます。

風情のある川もありました。前方から船がこちらに向かってきていますが、船頭さんが漕いでるわけではなく、船外機(モーター)でした(-.-;)

緑と川がキレイです。

嫁と記念撮影。同じバスに乗っていました宅建協会の会員さんが撮ってくれました。

私はお腹いっぱいなので、着ていたシャツもぴちぴちです。

日牟禮八幡宮

日牟禮八幡宮というのだそうですが、こちらへ向かうときに、みんなで連れ立って古い町並みを味わいながら歩いていますと、後ろからシルバーのプリウスが、ピピピーッ!とクラクションを鳴らしながら、”いつここ”の暴走族のように「じゃまだじゃまだ どけどけどけー」と歩行者を無理やりかき分けるように走ってくるのです。

その車は、細い道路へ右折して入っていきました。

われわれもその細い道路へ入っていきましたら、そのシルバーのプリウスは道路右側の駐車場に駐車しましたので、地元の人が観光客を迷惑に思っているのかと想像していましたら、なんと!運転席から出てきたのは、赤い袴をはいた人だったのです(・_・;)

(ええっ!八幡宮のひとか?!)

若干唖然としましたが、その方は八幡宮の方へ向かっていかれました。かなりびっくりしました。

まあそんなこんなでいろいろ思うことはありましたが・・・

クラブハリエ 日牟禮館へ行く

私はそこまで興味はありませんでしたが、バームクーヘンで有名なお菓子屋さんが滋賀県にあることはなんとなく知っていました。

店内です。そんなに混んでませんでした。

一番小さいバームクーヘンを買おうと思いましたが、一番小さいのは売り切れていたので、2番めに小さいのを買いました。ちょうどハロウィンの包装でした。

バスに戻る

バスに戻る途中も、なかなか風情のある町並みがありました。

日牟禮八幡宮の入り口です(^_^;)

私達はどうやら裏口から入って、表から出てしまったようでした。もしもこれを見ていかれる方は、表から入ることをオススメします。

日牟禮八幡宮の眼の前には、「白雲館」という建物に「近江八幡観光物産協会」があるようです。

ここでカップの自販機がありましたので、食後の珈琲を飲みたかった私達は、コーヒーをいただきました。

こういう写真右側の町名の看板を見ると、不動産屋の血が騒ぐのでしょうか、ついつい撮ってしまいました。

奥に見える建物は、近江兄弟社、メンターム(メンソレータムではないほう)の会社です。さすが近江。

また同じ道を戻って帰りました。

ラ・コリーナ近江八幡へ

このバス旅行の最終のスポット、ラ・コリーナ近江八幡へ向かいました。

メインショップの建物です。クラブハリエと、たねやがあります。

店内はすごい人だかりです。宅建協会の皆様も並んでおられますが、焼きたてはバスの停車時間内に買えなかったらしいので、焼きたてを購入される場合は、かなりの余裕を持って行ったほうが良さそうです。

上記の3枚の写真は2階のカフェです。水曜日の夕方だったからか、そんなに混んではいませんでした。

表に出ると緑の落ち着く景色が。

通路を歩いていきますと、

こちらはフードコート、こちらも平日の夕方のためか、そんなに混んでませんでした。

更に先へ進むと、これはギフトショップのようです。

焼きたてじゃなくていいのであれば、ここでもバームクーヘンを買うことができます。

ここはカステラショップのようです。ガラスの向こうはカフェだと思います。

この建物がものすごく気になって、中に入りたかったのですが、

立入禁止となっていました。窓に人影が見えたので、手をふってみましたが、すぐに見えないところに行ってしまいました。

事務所なのか、工場なのか、ものすごく気になりますが、なんの建物なのかわかりませんでした。

帰る

そういえば、バスの外観などを撮るのを忘れていました。こちらはバスの車内です。もうすぐ帰路につくところです。

感想

近江牛松茸の”あばれ食い”のインパクトが強く、私のバスツアーの目的がほぼそれだったので、そのほかの観光はもしかして無かったとしても、ぜんぜん満足のできる旅行でした。

きっと朝ごはんを食べずにこのバス旅行に臨まれた方もいらっしゃったかと思いますが、食べれる量には限界があるので、食べるのか飲むのか、自分のテーマを持って臨まれたらいいと思います。

私の場合は「近江牛狙い!」でしたので、とにかく牛肉を食べまくりました。

ただちょっと思ったのは、

「近江牛と松茸以外の具は必要?」

というのは、テーブルによっては”先にその具を食べきってしまってから、肉をおかわりしよう”というテーブルもあったようですが、私のテーブルは端の方の3人席で具はおそらく4人分だったので、その他の具が余りまくっていたのです。もったいないとは思いつつも、やはり近江牛と松茸の誘惑には勝てませんし、なにわの「モトを取ってやる根性」も発揮してしまい、結局のところ、具がほとんど残っていました。捨ててしまうのなら、はじめから入れないほうがいいのに、と思ってしまいました。

しかし、この”あばれ食い”があるだけでも十分満足です!

もしも個人的にこのバスツアーにまだ参加できるのであれば、ぜひご参加してみてください!

ただし、常に”便所”を頭の片隅に置いて望むことをオススメします!

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