「親から相続した空き地、不動産屋に出しても1年以上動かない——」
これは西宮でも非常によくあるご相談です。空き地が売れにくいのには明確な理由があり、対処法もあります。本記事では、買取専門家の視点から 売れない4つの根本原因 と、3か月以内に動かすための打開策をお伝えします。
「相続した空き地が売れない」——よくある典型パターン

相続した空き地が動かないとき、ほぼ次のパターンに当てはまります。
- 仲介業者に出して半年、内見ゼロ・問い合わせもゼロ。
- 値下げしても反応が変わらない。
- 近所の同じような土地は売れているのに、なぜか自分の土地だけ残る。
- 毎年の固定資産税だけが確実に出ていく。
「需要がないだけ」と思われがちですが、実は 土地そのものの条件と、売り方の選択ミス が組み合わさっているケースがほとんどです。理由を4つに分解して見ていきましょう。
理由1:立地と需要のミスマッチ(接道・用途地域)

空き地は「立地が良ければ売れる」と思われがちですが、買い手から見ると次の条件で価値が大きく変わります。
- 接道義務:建築基準法上の道路に2m以上接していないと、原則 新しく家を建てられません。これだけで買い手は半減します。
- 用途地域のミスマッチ:第一種低層住居専用地域なのに商業利用したい、逆に工業地域なのに住宅地として売り出している、など。
- 形状:旗竿地・三角地・極端な高低差は、同じ広さでも整形地の半額以下にしか売れないことがあります。
- 越境物:隣家の塀や樹木の越境があると、買い手は契約を躊躇します。
まずは登記簿と都市計画図で 用途地域・接道状況 を確認することが第一歩です。市役所の窓口で30分で調べられます。
理由2:境界未確定・測量未済で買い手がつかない

古い土地の多くは 境界が曖昧 なまま登記されています。これが買い手を遠ざける大きな要因です。
- 境界杭が抜けている/そもそも打たれていない。
- 登記簿の面積(公簿)と実測面積が一致しない。
- 隣地所有者と境界の認識が食い違っている。
- 「確定測量図」が無く、銀行融資が下りない。
確定測量には 30〜50万円、隣接所有者の立会いに 2〜4か月 かかります。仲介で売る場合は売主負担となり、回収できないリスクもあります。ただし 買取業者 ならば、現況のまま買い取って業者側で測量を行うケースが多く、所有者の負担はゼロです。
理由3&4:価格設定の誤りと、放置で進む価値の劣化

理由3:価格設定の誤り
- 公示価格をそのまま売り出し価格にしている:これらは課税基準であって、実勢価格ではありません。市場価格より2〜3割高く設定してしまうケースが多発しています。
- 思い入れ価格:「親が買った時の価格」「○○万円じゃないと売らない」という固執で、相場から外れる。
- 仲介手数料込みの逆算:手数料を上乗せして表示価格を吊り上げる。買い手から見ると割高に映ります。
理由4:放置で進む価値の劣化
- 雑草と害虫の繁殖で、近隣からの印象悪化。
- 不法投棄が始まると、撤去費用が所有者持ちに。
- 境界杭の所在がさらに不明になり、確定測量がより困難に。
- 周辺相場が下がっていても、自分だけ気付けない。
「いずれ売る」と先延ばしするほど、土地は 確実に売りにくくなります。
売れない空き地を3か月で動かす3つの打開策

停滞した空き地を実際に動かす方法は3つです。
- 仲介業者を変える+価格を実勢に合わせる:地域特化型の業者へ切り替え、最新の取引事例ベースで再設定。半年〜1年は見ておく必要があります。
- 用途を分けて分筆して売る:広すぎる土地は小さく分けると買い手の幅が広がります。ただし測量・分筆登記費用と数か月の時間が必要。
- 買取専門業者に売却:境界未確定・接道不良・形状不良・越境ありでも そのまま現金化。最短1週間で決済、所有者の手間ゼロ。
特に 「相続して数年経っている」「遠方で管理が難しい」「兄弟で揉めかけている」 ケースでは、買取が時間と心理的負担の両方を一気に解消します。
きくまる不動産では、西宮市役所より徒歩1分の地元密着で、空き地の現地調査と査定を無料で行っています。「他社で断られた」「価格が知りたいだけ」というご相談も歓迎です。
空き家・空き地買取シリーズ 全10話
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