「親が他界して、実家が空き家になった——」これから何から手を付ければいいのか分からず、気づけば半年、1年と放置してしまう方は珍しくありません。本記事では、西宮で空き家・空き地の買取専門家として年間多数のご相談を受けてきた筆者が、相続後の最初の3か月でやるべきことを、できる限り平易な言葉でお伝えします。3分で全体像が掴めますので、「何から始めればいいか分からない」という方は、まずこの順番でチェックしてみてください。
なぜ「最初の3か月」が運命の分かれ道なのか

空き家を放置するとどうなるか——一言でいえば「お金が出ていき続けて、価値だけが下がる」状態に陥ります。具体的には次の3つの実害が、最初の1年で必ず起こります。
- 固定資産税の負担:空き家でも毎年課税されます。状態が悪化して「特定空家」に指定されると住宅用地特例が外れ、税額が最大6倍に跳ね上がる可能性があります。
- 近隣トラブル:雑草・害虫・不審者侵入・倒壊リスクなど、ご近所からの苦情が市役所経由で届くケースが急増しています。
- 資産価値の急落:木造住宅は人が住まなくなった瞬間から劣化が加速します。雨漏り1か所の見落としで、半年後には数百万円規模の損害になることも珍しくありません。
「とりあえず置いておこう」が一番損する選択肢です。逆に言えば、最初の3か月で動き出せば、ほぼ全ての選択肢を有利に残せます。
【1か月目】相続登記と「現状把握」でやるべきこと

1か月目の目的は「自分が今、何を相続したのか」を正確に知ること。やるべきことは次の3つです。
- 相続登記の準備:2024年4月から相続登記は義務化されました(3年以内、怠ると過料10万円以下)。司法書士に依頼すれば書類取得から登記完了まで一括対応してもらえます(費用相場7〜15万円)。
- 固定資産税通知書の確認:毎年4〜5月に市役所から届く「課税明細書」を確認。実家のある自治体に連絡すれば名義変更前でも閲覧可能です。
- 現地の状態確認:必ず1度は現地へ。鍵・水道・電気・郵便物・近隣挨拶を1日で済ませると効率的です。
専門用語が出てきますが、要は「何があるか」「いくらかかっているか」「今どんな状態か」の3つを書き出すだけです。Excelやノート1枚で十分です。
【2か月目】残置物の整理と建物の状態チェック

2か月目は物理的に空き家を「動かせる状態」にする期間です。
残置物(家財・仏壇・遺品)の扱い
- 全部処分する場合:地元の遺品整理業者で2DK 15〜30万円、戸建て1棟 30〜80万円が相場。
- 仏壇・神棚は閉眼供養(魂抜き)が必要。お寺に依頼(お布施3〜5万円)。
- 形見分けしたい品は早めに親族へ声がけ(揉め事予防)。
建物の状態チェック
- 雨漏り・シロアリ・基礎のひび割れの3点だけ重点確認。プロでなくても目視できます。
- 解体すると更地になり固定資産税は6倍に。安易な解体は厳禁。
- 「古家付き土地」として売る選択肢が常にあることを覚えておいてください。
【3か月目】「売る・貸す・使う」の方針決定

3か月目は方針を1つ決める期間です。選択肢は3つに整理できます。
- 使う(自分で住む・別荘・倉庫):思い入れがある方向け。ただし維持費は毎年数十万円かかります。
- 貸す(賃貸に出す):立地が良ければ収入源に。ただしリフォーム費用と空室リスクの両面を考慮する必要があります。
- 売る(仲介 or 買取):最も多い選択肢。仲介は時間がかかるが高値、買取は即現金化という違いがあります。
特に「相続人が複数いる」「遠方に住んでいる」「物件が古い」ケースでは、買取が圧倒的に話が早いです。私たちのような買取専門業者であれば、最短1週間で現金化、残置物そのまま、古家解体不要で買い取れる物件も多くあります。
判断に迷ったら、迷ったまま無料相談に来てください。「売るかどうか決まっていない」段階のご相談が、実は一番多いのです。
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私たちきくまる不動産は、兵庫県西宮市・芦屋を中心に、空き家・空き地・相続不動産の買取専門を行っています。
- 西宮市役所より徒歩1分の地元密着で、現地調査も即日対応。
- 査定無料・相談無料・出張無料、しつこい営業電話は一切ありません。
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空き家・空き地買取シリーズ 全10話
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