きくまるのはなし

いまさらですが、当社は「きくまる不動産株式会社」と申します。

”きくまる”ってなんですか?

と、よく聞かれます。

実は”きくまる”にはとても意味があります。

「きくまる」という社名は、私の母方の祖父母(母親の両親)がむかし石川県で漁師をしていた時に乗っていた漁船の名前「菊丸」から(勝手にですが)使わせていただいたものです。

私の祖父には3人子供がいて、長女・長男・次男だったのですが、長男と次男は漁師を継ぎませんでした。

孫も3人いましたが、女の子ばかりで男の子がいなかったために、私のことをすごくかわいがってくれました。

私が小学生のころ、そこそこ成績が良かったので、調子に乗って「大きくなったらお医者さんになる」と言ったことを、祖父は本気で受け取って、ものすごく喜んでいたそうです。

その時に所有していた土地を「昭之が医者になったらここに医院をたてればいい」と、私のために置いていてくれたりして、期待をかけてくれていました。

その祖父も私が中学生の時に他界し、それ以後、私はさほど勉強もせず、社会に出てしまいました。

この度、不動産で独立することになりましたので、漁師にはなれなかったのですが、祖父の気持ちに今更ながら応えたいと思いましたので、その跡を継ぐつもりで『きくまる不動産』とさせていただきました。

祖父はお酒も飲まず、博打もせず、真面目を絵にかいたような厳しく優しい人でした。その祖父のように真面目にまっすぐに、きくまる不動産で頑張りたいと思います。

ちなみに私の父方の祖父母(父の両親)は石川県から豆腐屋さんに丁稚奉公で出てきて、お金を貯めて、大阪で銭湯を開業しました。自分で何かをやってみたいという、父方の祖父の血も私には流れているのかもしれません。

余談ですが、大阪の銭湯を営んでいる(営んでいた)人の多くは石川県の出身だそうです。石川県から大阪に出てきて、豆腐屋さんで働いてお金を貯めて、銭湯を開業するというのは、その当時の出世ルートだったようです。ずいぶん前に「探偵ナイトスクープ」でやっていたと思いますが、(その当時)大阪で銭湯を営んでいた人の9割近くは石川県出身だったそうです。

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